\ 最大7.5%ポイントアップ! /

相模川弁天釣り場は初心者でも尺ベラが狙える|ポイント・仕掛け・料金を徹底解説

相模川弁天釣り場は初心者でも尺ベラが狙える|ポイント・仕掛け・料金を徹底解説のアイキャッチ画像

「ヘラブナ釣りを始めたいけど、管理釣り場はちょっと敷居が高い」「もう少し自然の中で竿を出したい」——そんな気持ちを持つ釣り人にぴったりの場所が、神奈川県相模原市にある相模川弁天釣り場です。相模川の河川敷に広がるこの釣り場は、定期的な新ベラ放流で魚影が濃く、管理釣り場並みの釣果を自然のフィールドで味わえるのが最大の魅力。遊漁料は1日800円〜と手頃で、短竿から長竿まで幅広い釣り方に対応しています。この記事では、相模川弁天釣り場のポイント選び、仕掛け、エサ、料金、季節別の攻略法まで、初めて行く人が迷わないようにすべて解説します。

🎣 この記事でわかること

・相模川弁天釣り場の料金・アクセス・必要な持ち物
・釣れるポイント3エリアの特徴と選び方
・宙釣り・底釣りの仕掛けとエサの使い分け
・季節ごとの攻略法と初心者がやりがちな失敗の回避策

\長時間快適に釣りを楽しめる座椅子/

目次

相模川弁天釣り場とは?|河川敷に広がるヘラブナの好フィールド

相模川の河川敷にできた「天然の管理釣り場」

相模川弁天釣り場は、相模川の河川敷に自然にできた池(ジャリ穴)を利用したヘラブナ釣り場です。「ジャリ穴」とは砂利採取の跡地に水がたまってできた池のことで、水深は1〜3m程度。相模川第一漁業協同組合が管理しており、定期的に新ベラ(養殖されたヘラブナ)を放流しているため、魚影の濃さは管理釣り場に匹敵します。それでいて周囲は木々に囲まれた自然豊かな環境で、野釣りの雰囲気をしっかり味わえるのが特徴です。

岡釣り(陸っぱり)専用で、ボートは使いません。釣り台を使って池のほとりに座り、のんびりウキを眺める——そんなスタイルが基本になります。管理釣り場のように入場ゲートや受付があるわけではないので、遊漁券を事前に購入してから釣り場に向かう流れです。

どんな人に向いている?初心者からベテランまで懐が深い

相模川弁天釣り場が初心者に向いている理由は、短竿(8〜9尺=約2.4〜2.7m)で手軽に釣れるポイントが多いことです。長い竿を振り回す必要がないので、キャスティング(振り込み)に慣れていない人でも十分楽しめます。一方で、ワンド(入り江状のポイント)の奥や対岸際を狙えば尺(30cm)を超える良型も混じるため、ベテランにとっても通い甲斐のあるフィールドです。

ただし、トイレや売店は釣り場内にはありません。コンビニやトイレは事前に済ませておく必要がある点は、管理釣り場と比べたデメリットです。また、河川敷なので大雨の後は増水で釣りができないこともあります。天候情報は事前にチェックしましょう。

相模川弁天釣り場へのアクセスと周辺環境

所在地は神奈川県相模原市南区。最寄り駅はJR相模線の相武台下駅で、駅から車で約10分の距離です。車の場合は圏央道・相模原愛川ICから約15分。河川敷に駐車スペースがありますが、舗装されていない砂利道を走るため、車高の低い車は注意が必要です。

周辺にはコンビニ(車で5分圏内)があるので、飲み物やおにぎりの調達は問題ありません。エサは現地では購入できないので、自宅か釣具店で事前に用意しておきましょう。近隣の上州屋やキャスティングでヘラブナ用のエサが揃います。

📍 釣り場情報

施設名 相模川弁天釣り場(弁天のジャリ穴)
所在地 神奈川県相模原市南区磯部(相模川河川敷)
料金 1日800円(店売り)/1,400円(現場売り)
営業時間 日の出〜日没(通年営業)
アクセス JR相武台下駅から車約10分/圏央道相模原愛川ICから約15分
管理 相模川第一漁業協同組合

相模川弁天釣り場の料金・遊漁券・持ち物|行く前に知っておく5つのこと

遊漁券は「店売り」で買うと600円お得になる

相模川弁天釣り場の遊漁料は、店売り(コンビニや取扱い釣具店で購入)が800円、現場売りが1,400円です。差額は600円。年間を通して通うなら、年券を購入する方法もあります。年券は4,000円程度で、月に1回以上行くなら5ヶ月で元が取れる計算です。

取扱い店舗は相模川第一漁業協同組合の公式サイトに一覧が掲載されています。近隣のコンビニでも購入できる場合がありますが、確実なのは漁協指定の取扱い釣具店です。朝イチで現場に行って「券を持っていない」と焦らないように、前日までに購入しておくのがおすすめです。

釣り台は「必須装備」——持っていないと釣りができない

相模川弁天釣り場は岡釣り専用ですが、護岸が整備されていない自然の池です。足場が不安定な場所が多いため、ヘラブナ用の釣り台が必須になります。釣り台がない場合は、土中に刺せる石突き付きの万力(竿掛け)でも対応できますが、長時間の釣りでは体がつらくなります。

釣り台は中古なら3,000〜5,000円、新品なら8,000〜15,000円程度で購入できます。最初は中古でも十分です。ダイワやシマノの折りたたみ式が軽くて持ち運びしやすく、初心者にも扱いやすいでしょう。また、パラソルは夏場の日差し対策と冬場の風よけに重宝するので、余裕があれば用意しましょう。

⚠️ 注意したいポイント

相模川弁天釣り場には売店・トイレ・自動販売機がありません。飲み物・食料・携帯トイレは必ず持参してください。また、河川敷のため大雨後は増水で立入禁止になることがあります。前日に雨が降った場合は、漁協や常連のSNS情報を確認してから出発しましょう。

最低限の持ち物リスト|忘れると釣りにならないものは4つ

相模川弁天釣り場に行くときの必須持ち物は、①遊漁券、②釣り台、③ヘラ竿と仕掛け一式、④エサです。この4つがなければ釣りになりません。特に遊漁券を忘れると現場で1,400円を支払うか、最悪の場合は監視員に注意されることもあるので気をつけましょう。

あると便利なのは、偏光サングラス(水中のウキの動きが見やすくなる)、折りたたみ椅子(釣り台に座布団代わりに敷くクッション)、タオル2〜3枚(手拭き・魚をつかむ用)、玉網(タモ)です。ヘラブナ釣りでは玉網は必須ではありませんが、尺上(30cm以上)が掛かったときにハリス切れを防ぐために持っておくと安心です。

相模川弁天釣り場のポイント選び|3つのエリアで釣り方が変わる

上流ワンド(通称・小池)は居着きの魚が多い一番人気エリア

相模川弁天釣り場で最も人気があるのが、上流側にあるワンド(入り江)状のポイントで「小池」と呼ばれるエリアです。連日のようにエサ打ちが行われているため、ヘラブナが居着いており、朝イチから安定した釣果が期待できます。水深は1.5〜2m程度で、8〜9尺(約2.4〜2.7m)の短竿で十分届くのが初心者にうれしいポイントです。

ただし、一番人気ゆえに週末や祝日は場所取り競争が激しくなります。確実に入りたいなら日の出前に到着するくらいの気持ちが必要です。平日であれば午前7時頃でも空いていることが多いので、初めて行くなら平日がおすすめです。

対岸のヤナギ前は型狙いのベテラン向き

小池の対岸、ヤナギの木が立ち並ぶエリアは「ヤナギ前」と呼ばれ、常連が好んで入るポイントです。水深がやや深く2〜2.5mあり、底釣りで尺クラス(30cm前後)の良型が狙えます。竿は12〜13尺(約3.6〜3.9m)が使いやすく、長めのハリスでじっくり底を探る釣りになります。

このエリアは足場がやや悪いため、しっかりした釣り台が必要です。また、ヤナギの枝が頭上に張り出している場所があるので、振り込み時に引っ掛けないよう注意しましょう。枝に仕掛けが絡まると回収に時間がかかり、せっかくのチャンスタイムを逃してしまいます。

下流エリアは型が揃いやすく、短竿の浅ダナが効く

下流寄りのエリアは、上流と比べるとやや魚影は薄くなりますが、釣れるヘラブナの型が揃う傾向があります。尺前後(28〜32cm)が中心で、数よりも型を重視したい人に向いています。短竿(8〜9尺)の浅ダナ両ダンゴで安定した釣果が出ており、テンポよくエサ打ちをすれば10枚以上の釣果も狙えます。

このエリアのメリットは、週末でも比較的空いていること。上流ワンドが満席でも下流なら入れることが多いので、「せっかく来たのに釣りができない」というリスクを減らせます。初めて行く人は、まず下流エリアから試してみるのも賢い選択です。

💡 知っておくと便利

意外と知られていないけれど、相模川弁天釣り場では新ベラ放流直後の1〜2週間が「ボーナスタイム」です。放流されたばかりのヘラブナはまだ警戒心が弱く、エサへの反応が良いため、普段より釣果が伸びやすくなります。放流情報は相模川第一漁業協同組合の公式サイトやSNSで告知されるので、チェックしておくと良いタイミングで入釣できます。

相模川弁天釣り場の仕掛けと竿|宙釣りと底釣りどちらを選ぶ?

初心者は「宙釣り・両ダンゴ」から始めるのが正解

相模川弁天釣り場で最も釣果が安定しているのは、タナ(ウキ下の深さ)60cm前後の宙釣り・両ダンゴです。宙釣りとは、エサを底に着けずに中層で漂わせる釣り方のこと。ヘラブナは水温が高い時期ほど中層〜上層に浮いてくるので、春から秋にかけてはこのスタイルが有利です。

竿は8〜9尺(約2.4〜2.7m)が基本。ハリスの長さは上20〜30cm、下30〜40cm。ハリはバラサまたはセッサの5〜7号を使います。ウキは足長タイプでボディ4〜5cm、パイプトップが視認性が良くておすすめです。まずはこの仕掛けで始めて、魚の反応を見ながら調整していきましょう。

底釣りは「ナジませる」ことがすべて——比重のあるエサがカギ

底釣りは、エサを池の底に着底させて釣る方法です。水温が下がる晩秋〜冬、あるいは魚がスレて(警戒して)宙釣りに反応しなくなったときに切り替えると効果的です。相模川弁天釣り場では、底釣りで尺上の良型が釣れることが多く、型を狙いたいベテランに人気のスタイルです。

仕掛けは竿12〜15尺(約3.6〜4.5m)、ハリスの長さは上30〜35cm、下40〜45cm、ハリはバラサまたはセッサの4〜6号です。ウキはボディ8〜10cmのPCトップタイプ。ポイントは「ナジミ」——ウキがしっかり沈み込んでから戻ってくる動きを出すことです。エサの比重が軽すぎるとナジミが出ず、魚がいても釣れません。

竿の長さは「ポイントとの距離」で決める——迷ったら9尺

相模川弁天釣り場で使う竿の長さは、狙うポイントとの距離で決まります。上流ワンドの小池なら8〜9尺で岸際のヘラブナを狙えます。ヤナギ前や沖目を狙うなら12〜15尺が必要です。初めて行く人で1本だけ持っていくなら、9尺が万能です。

注意したいのは、長すぎる竿を最初に買ってしまうケース。18尺(約5.4m)以上の竿は、振り込みの技術が必要で、初心者がいきなり使うと「投げられない」「アタリが取れない」とストレスになります。まずは9尺で釣りの流れを覚え、慣れてきたら13尺、15尺と伸ばしていくのが上達の近道です。

釣り方 竿の長さ ハリス(上/下) ハリ
宙釣り(両ダンゴ) 8〜9尺 20〜30cm / 30〜40cm バラサ・セッサ 5〜7号
底釣り(両ダンゴ) 12〜15尺 30〜35cm / 40〜45cm バラサ・セッサ 4〜6号
段差の底釣り 13〜15尺 8〜10cm / 40〜50cm 上バラサ8号 / 下サスケ3号

相模川弁天釣り場のエサ選び|両ダンゴとグルテンセットはどう使い分ける?

まずは「両ダンゴ」で寄せる——マルキユーの定番配合を覚えよう

相模川弁天釣り場で最も使われているエサは、マルキユーの「凄麩(すごふ)」と「新ベラグルテン」を軸にした両ダンゴです。両ダンゴとは、上下2本のハリ両方にダンゴエサ(練りエサ)を付ける方法で、集魚力が高く、ヘラブナを寄せる効果に優れています。

基本配合は「凄麩1カップ+カルネバ1カップ+水1カップ」。これを混ぜて3〜5分吸水させたら完成です。硬さの目安は耳たぶくらい。柔らかすぎるとハリから落ちてしまい、硬すぎるとバラケ(エサが水中で崩れること)が出ずに魚が寄りません。最初はやや柔らかめに作り、投入後にウキが「ナジんで→返ってくる」動きが出るかどうかで調整しましょう。

食い渋り時は「グルテンセット」に切り替える

両ダンゴで寄せてもアタリが出ない、あるいはカラツン(アタリはあるが掛からない)が多い場合は、グルテンセットに切り替えます。グルテンセットとは、上バリにバラケエサ(集魚用)、下バリにグルテンエサ(食わせ用)を付ける釣り方です。バラケで魚を寄せて、食い気のある個体にグルテンを食わせるイメージです。

下バリのグルテンは「新ベラグルテン」や「いもグルテン」が定番。グルテンは水と混ぜたら練りすぎないことが大切で、20〜30回ほど軽く混ぜたらそのまま放置して吸水させます。練りすぎると粘りが出すぎて、ハリから外れにくくなり=魚がくわえても違和感を感じて吐き出してしまいます。

エサのブレンドを「予算別」に考える|1回の釣行で500〜1,500円

エサ代は釣行1回あたり500〜1,500円が目安です。予算別に考えると以下のようになります。

500円以下で始めるなら:マルキユー「基本」(約400円)1袋で両ダンゴ。これだけでも釣れますが、集魚力はやや控えめです。

1,000円前後のおすすめ構成:「凄麩」(約600円)+「新ベラグルテン」(約450円)。両ダンゴとグルテンセットの両方に対応でき、半日〜1日分をカバーできます。

1,500円で本格配合:「凄麩」+「カルネバ」(約500円)+「新ベラグルテン」。バラケのコントロール幅が広がり、状況に応じた微調整ができるようになります。

開封後のエサは密閉して保管すれば数ヶ月持つので、1回の釣行で使い切る必要はありません。友人と割り勘で購入するのも賢い方法です。

両ダンゴのメリット 両ダンゴのデメリット
集魚力が高く魚を早く寄せられる
配合がシンプルで初心者でも作りやすい
手返しが良くテンポよく釣れる
魚がスレると食わなくなる
カラツンが多発しやすい
エサ持ちが悪く消費が早い

相模川弁天釣り場で初心者がやりがちな失敗3選|原因と対策をセットで解説

失敗①:タナ合わせを怠って「1日アタリなし」になるパターン

底釣りで最も多い失敗が、タナ合わせ(ウキ下の長さを底に合わせる作業)を適当にやってしまうことです。ヘラブナの底釣りは、エサが確実に底に着いている状態でなければ釣れません。タナが合っていないと、エサが底から浮いていたり、逆にラインが底を這って感度が落ちたりして、アタリがあっても取れなくなります。

対策はシンプルで、タナ取りゴム(重りの付いたゴム製の道具)を使って正確に水深を測ることです。ウキのトップが水面から2目盛り出る状態を基準にして、そこからエサの重さ分だけウキ下を短くします。面倒でもこの作業を丁寧にやるだけで、釣果が劇的に——いや、目に見えて変わります。10分の手間で1日の釣果が決まると思ってください。

失敗②:エサを練りすぎて「バラケない団子」を投げ続ける

ヘラブナのエサは「水中で崩れる(バラける)」ことで集魚効果を発揮します。ところが初心者はエサが落ちるのが怖くて、つい練りすぎてしまいがちです。練りすぎたエサは粘土のようになり、水中で崩れずにそのまま沈んでいくだけ。これではヘラブナが寄ってきません。

目安としては、ダンゴエサは「耳たぶの硬さ」に仕上げたら、追加で練るのは5回以内にとどめましょう。投入後、ウキが「ナジんで→1〜2分で返ってくる(トップが上がってくる)」なら適正です。3分以上経っても返ってこない場合はエサが硬すぎ、投入直後にバラけてしまう場合は柔らかすぎです。

失敗③:長すぎる竿を買って「振り込みできない」と挫折する

ヘラブナ釣りの竿は6尺(約1.8m)から21尺(約6.3m)まで幅広いラインナップがあります。「長い竿のほうがたくさんのポイントを狙えて有利だろう」と考えて18尺以上の竿を最初に買う人がいますが、これは挫折の原因になります。長い竿は重量があり、振り込みにも技術が必要です。相模川弁天釣り場のように短竿で十分釣れるフィールドなら、まずは9尺からスタートしましょう。

価格的にも、9尺のヘラ竿は入門モデルで5,000〜8,000円程度。ダイワ「枯法師」やシマノ「剛舟」のようなハイエンドモデルを最初から買う必要はありません。まず安価な竿で「振り込む→アタリを取る→合わせる→取り込む」の一連の動作を体に覚えさせることが上達の第一歩です。

⚠️ よくある落とし穴

相模川弁天釣り場は河川敷の自然池なので、足元の地面が濡れていたり、傾斜があったりします。釣り台を設置するときは必ず水平を確認し、ガタつきがないかチェックしてください。不安定な状態で竿を振ると、体勢を崩して池に落ちる危険もあります。安全第一で楽しみましょう。

相模川弁天釣り場を季節ごとに攻略する|春夏秋冬の狙い方

春(3〜5月):新ベラ放流直後が年間最大のチャンス

春は相模川弁天釣り場のベストシーズンです。水温が10℃を超え始める3月下旬からヘラブナの活性が上がり、4月〜5月にかけてはのっこみ(産卵前の荒食い)シーズンに入ります。この時期は浅ダナの両ダンゴで数釣りが楽しめ、1日20〜30枚の釣果も珍しくありません。

竿は8〜9尺の短竿でOK。タナは60cm〜1mの浅めに設定し、手返しよくエサを打ち続けることが大切です。春は新ベラ放流が行われることも多いので、漁協の情報をチェックして放流直後を狙うと、さらに釣果が伸びます。

夏(6〜8月):早朝勝負+浅ダナ一択——暑さ対策も忘れずに

夏は水温が上がりすぎるとヘラブナの活性が落ちます。狙い目は日の出〜午前9時頃までの「朝マヅメ」。この時間帯に集中してエサを打てば、2〜3時間で10枚以上の釣果が出ることもあります。午前10時を過ぎると食い渋ることが多いので、早朝に集中して早上がりするスタイルが効率的です。

タナは50〜80cmの浅めが基本。暑い時期は水面近くに酸素が多いため、ヘラブナが浮いてきます。エサはバラケの良い配合にして、表層〜中層の魚を拾う釣り方が有効です。なお、河川敷は日陰が少ないため、パラソル・帽子・水分補給は必須です。

秋(9〜11月):型が良くなる季節——底釣りへの切り替えが効く

秋は「食欲の秋」と呼ばれるだけあって、ヘラブナもエサへの反応が良くなります。水温が徐々に下がることで魚が底に沈みやすくなり、底釣りの出番が増える季節です。尺前後の良型が揃いやすく、1枚1枚の引きを楽しめる時期でもあります。

竿は12〜13尺、底釣り仕掛けで沖目の底を丁寧に探りましょう。エサは比重のある「ペレ道」や「凄麩」をベースにしたブレンドがおすすめ。朝は宙釣りで数を稼ぎ、日中の食い渋り時に底釣りへ切り替える「二段構え」が効果的です。

冬(12〜2月):我慢の釣りだが「段差の底釣り」で良型が狙える

冬は水温が5℃前後まで下がり、ヘラブナの活性は年間で最も低くなります。1日やっても5枚前後ということも珍しくありません。しかし、冬に釣れるヘラブナは体高があり、引きも力強い良型が多いのが魅力です。

おすすめは「段差の底釣り」。上バリに小さなバラケ、下バリにグルテンを付け、バラケを先に落として寄せ、グルテンを食わせるスタイルです。ハリスは上8〜10cm、下40〜50cmと極端な段差をつけます。アタリは小さく「チクッ」とした1目盛りの変化を見逃さないことが求められるため、ウキの視認性が高いPCトップを使いましょう。

🎣 季節別おすすめ攻略まとめ

・春(3〜5月):浅ダナ両ダンゴ、8〜9尺、数釣り狙い
・夏(6〜8月):早朝勝負、浅ダナ両ダンゴ、暑さ対策必須
・秋(9〜11月):底釣りへの切り替え、12〜13尺、型狙い
・冬(12〜2月):段差の底釣り、グルテンセット、忍耐の釣り

相模川弁天釣り場の予算と道具一式|5,000円から始める?3万円で本格装備?

予算5,000円以下:「まずは1回行ってみる」ための最低限セット

「ヘラブナ釣りに興味があるけど、続くかわからないから初期投資を抑えたい」——そんな人は5,000円以下でスタートできます。中古のヘラ竿(9尺)が1,500〜3,000円、仕掛けセット(道糸・ハリス・ハリ・ウキのセット品)が1,000〜1,500円、エサ(マルキユー「基本」1袋)が約400円。合計3,000〜5,000円程度です。

ただし、この予算では釣り台が含まれません。釣り台なしでは相模川弁天釣り場で釣りをするのは難しいため、友人に借りるか、中古品(3,000〜5,000円)を別途用意する必要があります。クーラーボックスに板を渡して簡易釣り台にする人もいますが、安定性に難があるのでおすすめしません。

予算1〜3万円:快適に1日楽しめるバランス構成

竿(新品入門モデル8,000〜12,000円)+釣り台(新品8,000〜12,000円)+仕掛けセット(1,500円)+エサ2種(1,000円)で、合計18,000〜27,000円程度。この価格帯なら道具の品質も安定しており、丸1日快適に釣りを楽しめます。

竿はダイワ「月光剛」やシマノ「景仙 桔梗」の9尺が1万円前後で購入でき、初心者でも扱いやすい調子(竿の曲がり方)に設計されています。釣り台はプロックス「フラット釣台」がコスパ良好で、折りたたみ式なので持ち運びもラクです。この予算帯がコストパフォーマンスでは最も優れています。

予算3万円以上:「竿の長さ違い」を揃えて状況対応力を上げる

3万円以上の予算があるなら、竿を2本(9尺と13尺など長さ違い)揃えることをおすすめします。短竿で浅ダナの宙釣り、長竿で底釣りと使い分ければ、その日の状況に応じて臨機応変に対応できます。相模川弁天釣り場のようにポイントごとに水深が異なるフィールドでは、竿の長さの選択肢があると釣果に直結します。

加えてパラソル(3,000〜5,000円)とヘラバッグ(5,000〜8,000円)を揃えれば、快適性が格段に上がります。道具を長く使うつもりなら、最初からある程度の品質のものを買ったほうが結果的に経済的です。安すぎる竿は穂先が折れやすく、安すぎる釣り台は脚がサビて使えなくなるケースがあります。

予算帯 含まれる道具 おすすめの人
5,000円以下 中古竿+仕掛けセット+エサ1種 お試しで1回行きたい人
1〜3万円 新品竿+釣り台+仕掛け+エサ2種 月1〜2回通いたい人
3万円以上 竿2本+釣り台+パラソル+バッグ+エサ3種 本格的に始めたい人

まとめ|相模川弁天釣り場で最初の1枚を釣るために

相模川弁天釣り場は、管理釣り場のような魚影の濃さと、野釣りの自然な雰囲気を両立した、神奈川県屈指のヘラブナ釣り場です。定期的な新ベラ放流のおかげで初心者でも釣果を出しやすく、ポイントの多様さからベテランにも飽きのこないフィールドといえます。遊漁料は店売りで800円と手頃で、短竿1本あれば始められる手軽さも魅力です。

この記事の要点を振り返ります。

  • 遊漁券は事前に店売りで購入すると800円(現場売りは1,400円)
  • 釣り台は必須装備。中古なら3,000〜5,000円で手に入る
  • ポイントは上流ワンド(数釣り)・ヤナギ前(型狙い)・下流エリア(空いていて型が揃う)の3エリア
  • 初心者は8〜9尺の宙釣り・両ダンゴから始めるのが王道
  • エサは「凄麩+新ベラグルテン」の2種あればほぼ対応可能
  • 春の新ベラ放流直後が年間最大のチャンスタイム
  • タナ合わせとエサの硬さ調整が釣果を左右する——ここだけは手を抜かない

最初の1枚を釣るために必要なのは、高い道具でも特別なテクニックでもありません。「遊漁券を買い、釣り台を持って、9尺の竿に両ダンゴの仕掛けをセットして、タナ合わせを丁寧にやる」——これだけです。まずは平日の朝に下流エリアに入って、半日のんびり竿を出してみてください。ウキがスーッと沈み込む瞬間の緊張感と、竿に伝わるヘラブナの力強い引きは、きっと期待以上の体験になるはずです。

※料金・放流情報は変更される場合があります。最新情報は相模川第一漁業協同組合の公式サイトでご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ヘラブナ釣り・管理釣り場・釣り堀を中心に、初心者や家族でも安心して楽しめる釣り情報をわかりやすく紹介しています。道具の選び方、釣り場でのマナー、子供連れの注意点まで、はじめての釣りをやさしくサポートします。

コメント

コメントする

目次