ザリガニ釣りの時期は5月〜9月がベスト|月別の釣れ具合と時間帯・エサ・道具まで全解説

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「ザリガニ釣りって何月がいいの?」「夏休みに子供と行きたいけど、ちゃんと釣れる時期はいつ?」そんな疑問を持っている方は多いはずです。結論から言うと、ザリガニ釣りのベストシーズンは水温が15℃以上になる5月〜9月。ただし月ごとに釣れやすさや狙い方が変わるため、時期に合った攻略法を知っているかどうかで釣果は大きく変わります。この記事では、ザリガニ釣りの時期を月別に徹底解説し、時間帯・エサ・道具・釣り場選び・法律の注意点まで、初めてのザリガニ釣りに必要な情報をすべてまとめました。

🎣 この記事でわかること

・ザリガニ釣りのベストシーズンと月別の釣れ具合
・時間帯・天気による釣果の違いと狙い目のタイミング
・エサ・道具・釣り場の選び方を予算別に解説
・2023年以降のアメリカザリガニ規制ルールと注意点

目次

ザリガニ釣りの時期はいつ?|ベストシーズンは5月〜9月の5か月間

ザリガニ釣りの時期はいつ?|ベストシーズンは5月〜9月の5か月間の解説画像

水温15℃がザリガニ活動開始の目安になる

ザリガニが活発にエサを食べ始めるのは、水温が15℃を超えたあたりからです。地域にもよりますが、関東以西なら4月下旬〜5月上旬がこのラインに達する目安になります。水温が20℃〜25℃になる6月〜8月がもっとも活性が高く、エサを落とした瞬間にハサミで掴んでくるような「入れ食い」状態になることも珍しくありません。逆に水温が10℃を下回る11月〜3月は泥の中に潜って冬眠状態に入るため、ほぼ釣れません。つまり、ザリガニ釣りの時期は「水温15℃以上」を基準に考えるのが基本です。

注意したいのは、同じ5月でも東北や北海道ではまだ水温が低く、シーズン入りが6月にずれ込む点です。お住まいの地域の気温が日中20℃以上の日が続き始めたら「そろそろシーズンだな」と判断してOKです。

年間カレンダーで見るザリガニ釣りの時期|○×表で一目瞭然

釣れ具合 水温目安 ひとこと
1〜3月 × 5〜10℃ 冬眠中。釣りは不可
4月 12〜16℃ 暖かい日の日中のみ可能
5月 16〜20℃ シーズンイン。安定して釣れる
6〜7月 20〜28℃ ベストシーズン。入れ食いも
8月 ○〜◎ 25〜32℃ 猛暑日は朝夕がおすすめ
9月 22〜26℃ 冬眠前の荒食い期。大型狙い
10月 15〜20℃ 日中の暖かい時間帯のみ
11〜12月 × 5〜12℃ 冬眠準備〜冬眠。釣りは不可

この表を見てわかる通り、ザリガニ釣りの時期で「◎」が付くのは6月〜7月です。夏休みの7月後半〜8月も十分に釣れますが、真夏は水温が30℃を超える浅い水路ではザリガニが深場に移動するため、日陰のある場所や水深のあるポイントを選ぶのがコツです。

地域別のシーズン開始時期|関東と東北では1か月ずれる

ザリガニ釣りの時期は地域によって差があります。関東以西(東京・大阪・名古屋など)では4月下旬〜5月にシーズンインしますが、東北地方では5月下旬〜6月、北海道では6月中旬以降にならないと安定して釣れません。これは単純に気温と水温の違いによるものです。

逆に九州・沖縄では4月上旬から釣れ始め、10月下旬まで楽しめるなど、シーズンが長いのが特徴です。お住まいの地域で「半袖で過ごせる日が増えてきたな」と感じたら、近くの用水路や公園の池を覗いてみてください。水面近くにザリガニの姿が見えたらシーズン開始のサインです。

「春先に行ったのに全然釣れなかった」失敗を防ぐポイント

ザリガニ釣りでありがちな失敗が、「4月の暖かい日に行ったのに1匹も釣れなかった」というパターンです。原因の多くは、気温は高くても水温がまだ追いついていないことにあります。気温が20℃あっても水温は15℃に届いていないことがあり、特に水量の多い池や川ではこのタイムラグが大きくなります。

対策は2つ。1つ目は、水深の浅い用水路や田んぼ脇の側溝を選ぶこと。浅い水場は太陽熱で水温が上がりやすく、早い時期からザリガニが動き出します。2つ目は、午後の暖かい時間帯(13時〜15時)を狙うこと。朝はまだ水温が低いため、春先は午後の方が釣果が安定します。

⚠️ 注意したいポイント

4月〜5月前半は「気温」ではなく「水温」で判断すること。手を水に入れて冷たいと感じるなら、まだザリガニの活性は低い可能性が高いです。5月中旬以降なら安定して釣れる地域が多くなります。

ザリガニ釣りの時期を月別に攻略|4月〜10月で釣り方はこう変わる

4月〜5月前半:シーズン序盤は浅場×午後が鉄板

シーズン序盤のザリガニは冬眠明けでまだ動きが鈍く、エサへの反応もゆっくりです。エサを投入してから食いつくまで3〜5分かかることもあるため、焦らずにじっくり待つのがコツです。狙うべきは水深10〜20cmの浅い用水路や側溝。太陽光で水温が上がりやすく、ザリガニが出てきやすい場所です。

時間帯は午後の13時〜16時がおすすめ。午前中はまだ水温が上がりきらず、活性が低い傾向があります。エサはスルメや煮干しなど匂いが強いものが有効です。冬眠明けのザリガニは空腹なので、匂いで誘うと反応しやすくなります。ただし、この時期は個体数がまだ少なく見えるため、「釣れない場所」と思って移動しすぎるのは禁物。1か所で15分は粘ってから判断しましょう。

5月後半〜6月:繁殖前の荒食いで一番釣りやすい時期

5月後半からはザリガニの活性が一気に上がり、初心者でも短時間で10匹以上釣れるようになります。この時期は繁殖期(6月〜7月)の前にエネルギーを蓄えるため、エサに対して積極的に反応します。エサを落として30秒以内にハサミで掴んでくることも珍しくありません。

狙う場所は、石の隙間・コンクリート護岸の穴・水草の根元です。ザリガニは身を隠せる場所の近くでエサを探す習性があるため、こうした障害物の近くにエサを落とすと反応が早い傾向にあります。子供と一緒に行くなら、この5月後半〜6月がもっともおすすめの時期。待ち時間が短く、飽きる前にどんどん釣れます。ただし、メスが卵を抱えている個体(お腹にオレンジ色の粒が見える)を見つけた場合は、リリースしてあげると翌年以降の個体数維持につながります。

7月〜8月:真夏は朝夕勝負|日中の炎天下は避ける理由

真夏はザリガニの活性自体は高いのですが、日中の水温が30℃を超える浅場ではザリガニが日陰や深場に移動してしまい、見つけにくくなります。加えて、炎天下での釣りは熱中症のリスクもあるため、朝の7時〜9時、夕方の16時〜18時の涼しい時間帯を狙うのが正解です。

真夏の日中にどうしても行く場合は、橋の下や木の日陰がかかるポイントを選びましょう。日陰になっている水面付近にザリガニが集まっていることが多く、日なたよりも釣果が上がります。エサは傷みやすい時期なので、生の魚肉よりもスルメや乾燥タイプの煮干しが扱いやすく衛生的です。子供連れの場合は、帽子・水筒・日焼け止めを忘れずに。釣りに夢中になると水分補給を忘れがちになるので、30分ごとに水を飲む声かけをしてあげてください。

💡 知っておくと便利

ザリガニは夜行性の傾向があり、実は夜間がもっとも活発になります。ただし子供連れでの夜釣りは安全面でおすすめしにくいため、ファミリーなら「曇りの日の午前中」が穴場。直射日光がない分、日中でもザリガニが出てきやすくなります。

9月〜10月:冬眠前のラストチャンス|大型が狙える秋シーズン

9月に入るとザリガニは冬眠に備えてエサを大量に食べる「荒食い期」に入ります。この時期は夏を越えて成長した大型個体(体長10cm以上)が釣れやすく、ハサミも立派に発達したザリガニに出会えます。子供にとっては「大きいのが釣れた!」という達成感を味わいやすい時期です。

ただし10月に入ると気温の低下とともに急激に活性が落ちます。10月前半ならまだ日中の暖かい時間帯(12時〜15時)に釣れますが、10月後半になるとほぼ反応がなくなります。秋のザリガニ釣りを楽しむなら9月中に行くのが確実です。エサは大型個体に合わせてスルメを大きめに切る(3cm角程度)と、小さいザリガニに取られず大物を狙いやすくなります。

ザリガニ釣りの時期に合わせた時間帯の選び方|朝・昼・夕方で釣果は変わる?

ザリガニ釣りの時期に合わせた時間帯の選び方|朝・昼・夕方で釣果は変わる?の解説画像

朝マズメ(6時〜8時)はザリガニも活動的になる時間帯

釣り用語で「マズメ」と呼ばれる夜明け前後の時間帯は、ザリガニも例外なく活性が上がります。夜行性の傾向があるザリガニは夜間に活発に動き回り、その余韻が残る早朝はまだエサを探している個体が多い時間帯です。特に6月〜8月の朝マズメは気温も涼しく、釣りをする人間にとっても快適な時間帯です。

ただし、春先(4月〜5月前半)の早朝は水温が15℃に届いていない場合があり、ザリガニの反応が鈍いことがあります。春は午後の方が有利、夏は朝の方が有利と覚えておくとシーズンを通して釣果を安定させられます。早朝に行く場合は、用水路の石の隙間やコンクリートブロックの穴にエサを近づけると、隠れているザリガニが出てきます。

日中(10時〜14時)は季節によって釣果が大きく分かれる

日中の釣果は季節によって大きく異なります。春(5月)と秋(9月〜10月)は日中が水温のピークとなるため、最も釣れる時間帯です。一方、真夏(7月〜8月)の日中は水温が上がりすぎてザリガニが深場に移動するため、浅い用水路では釣果が落ちます。

真夏の日中でも釣りたい場合は、水深50cm以上ある池や水路の日陰ポイントを狙うのが有効です。橋の下、木陰がかかるエリア、護岸のえぐれた部分にザリガニが集まっている傾向があります。曇りや小雨の日は真夏でも日中に活性が上がるため、天気予報で曇り予報を見つけたら「ザリガニ釣り日和」と考えてOKです。

夕マズメ(16時〜18時)は夏休みのファミリーにおすすめの時間帯

夕方はザリガニが夜の活動に向けて動き出す時間帯で、朝マズメと並んで反応が良い時間帯です。特に夏場は日中の暑さが和らぎ、水温も適度に下がり始めるタイミングなので、ザリガニ・人間の双方にとって快適な条件が揃います。

ファミリーで行くなら15時〜17時に到着するプランがおすすめです。昼食後にのんびり準備して出発すれば、ちょうど釣れやすい時間帯に合わせられます。ただし、夕方は蚊が増える時間帯でもあるため、虫除けスプレーは必須。長袖・長ズボンを着用すると、虫刺されと日焼けの両方を防げます。帰りが暗くなりそうな場合は、懐中電灯も持っていくと安心です。

Q. ザリガニ釣りは雨の日でもできる?
A. 小雨程度ならむしろ好条件です。曇りや小雨の日は水面への日差しが遮られ、ザリガニが日中でも出歩きやすくなります。ただし、大雨の後は用水路の水量が増えて流れが速くなるため、水位が落ち着いてから(大雨の翌日〜2日後)行くのが安全です。増水時は足元が滑りやすく、子供連れでは危険なので無理をしないでください。

ザリガニ釣りの時期別おすすめエサ比較|スルメ・煮干し・ソーセージどれがいい?

スルメイカ(さきいか)が万能エサである3つの理由

ザリガニ釣りでもっとも定番のエサはスルメイカ(さきいか)です。理由は3つ。1つ目は匂いが強く、水中でザリガニを遠くから誘引できること。2つ目は繊維質で簡単にちぎれないため、ザリガニがハサミで掴んでも持っていかれにくいこと。3つ目はコンビニやスーパーで100〜200円で手に入り、常温保存できる手軽さです。

使い方は、さきいかを2〜3cm程度の長さに切り、タコ糸の先端に結ぶだけ。ポイントは少しきつめに結ぶこと。ゆるいとザリガニに引っ張られたときに外れてしまいます。1パック(30g程度)あれば2〜3時間の釣りには十分です。シーズン通して使えますが、特に5月〜6月の食いが良い時期は反応が早く、子供でも待ち時間少なく楽しめます。ただし、さきいか味付きタイプは塩分が多く水に溶けやすいため、できれば無味のスルメを選ぶのがベストです。

煮干しは低コストで子供のお小遣いでも買える

煮干し(いりこ)はスルメと並ぶ定番エサで、スーパーで80〜150円程度と安く手に入ります。魚の匂いがザリガニを誘引する力はスルメに匹敵し、特に大きめの煮干し(8cm以上)を使うと食いつきが良くなります。子供のお小遣い(500円以内)でエサと糸を揃えられるため、「自分で道具を用意する」体験をさせたい親御さんにおすすめです。

デメリットは、スルメに比べて身が柔らかいため、ザリガニに食いちぎられやすい点。特に大型のザリガニ相手だと、引き上げる途中で身がちぎれてバラすことがあります。対策として、煮干しの頭の部分を糸で結ぶと比較的丈夫に持ちます。また、水に浸けると30分程度でふやけてくるため、こまめに交換するのが釣果を維持するコツです。7月〜8月の高温期は傷みやすいので、小さなジップ付き袋に入れて持ち運ぶと衛生面でも安心です。

ソーセージ・ちくわは「冷蔵庫にあるもの」で手軽に始められる

「わざわざエサを買いに行くのが面倒」という場合は、冷蔵庫にあるソーセージやちくわでも代用できます。特に魚肉ソーセージは匂いが強く、ザリガニの反応も悪くありません。1cm幅の輪切りにして糸に結ぶか、タコ糸を刺して使います。

ただし、ソーセージやちくわはスルメ・煮干しに比べて水中で崩れやすく、食いちぎられるリスクが高いのがデメリット。特にちくわは柔らかいため、ザリガニが掴んで引っ張ると糸から外れることが頻繁にあります。「手軽さ重視で最初の1〜2匹を釣る」には十分ですが、本格的に数を狙うならスルメの方が効率的です。面白い使い方として、ソーセージとスルメの二刀流で「ソーセージで寄せてスルメで釣る」方法もあります。

エサの種類 価格目安 誘引力 持ちの良さ おすすめ時期
スルメ(さきいか) 100〜200円 通年
煮干し 80〜150円 5〜9月
ソーセージ 0円(家にあれば) 6〜8月
ちくわ 80〜120円 × 6〜8月

※釣りはじめナビ調べ。価格は2026年5月時点の一般的なスーパーでの参考価格

ザリガニ釣りの時期に見つけたい釣り場の特徴|用水路・池・公園の見分け方

用水路・側溝はザリガニ釣り初心者にとってベストな釣り場

ザリガニ釣りの釣り場として最もおすすめなのが、住宅地や田んぼの近くにある用水路・側溝です。水深が10〜30cmと浅いためザリガニの姿を目で確認しやすく、「あそこにいる!」と狙って釣る楽しさを味わえます。子供の安全面でも水深が浅い方が安心です。

用水路でザリガニがいるサインは、石やコンクリートブロックの隙間にハサミが見えている、水底に小さな穴(巣穴)がある、水草の根元に泥が巻き上がった跡がある、の3つ。これらが確認できたら、その場所は「ザリガニスポット」です。5月〜9月のシーズン中なら、エサを落として5分以内に反応があることが多いでしょう。注意点として、農業用水路の場合は農薬散布時期(田植え前後の5月〜6月)にザリガニが一時的にいなくなることがあります。

公園の池・じゃぶじゃぶ池はファミリーの定番スポット

都市部で手軽にザリガニ釣りを楽しむなら、公園の池やビオトープが便利です。トイレ・駐車場・自動販売機が近くにあるため、小さな子供連れでも安心して過ごせます。全国の多くの都市公園にはザリガニが生息しており、「ザリガニ釣り体験イベント」を開催している公園も増えています。

公園の池で釣る場合、池全体を歩き回るよりも、岸際の石積みや水草が茂っているエリアに絞って釣る方が効率的です。ザリガニは開けた水面の真ん中にはあまりおらず、隠れ場所の近くにいます。また、公園によってはザリガニ釣りに道具の持ち込みルールがある場合もあるため、事前に公園の管理事務所に確認すると確実です。意外と知られていないのですが、公園の池は夏場に水質管理のため水を抜く「かいぼり」が行われることがあり、その直後はザリガニがいなくなっている場合があります。

川・自然の池は大型狙いの中級者向け

自然の小川や農業用のため池は、用水路に比べて大型のザリガニが多い傾向があります。体長12cm以上のアメリカザリガニが棲息していることもあり、「でかいザリガニを釣りたい」という子供の夢を叶えやすいフィールドです。9月の荒食い期に自然の川で狙うと、用水路では出会えないサイズのザリガニに出会える可能性があります。

ただし、自然の川やため池は足場が不安定で、泥で滑りやすい場所も多いため、小さな子供だけで行かせるのは避けてください。長靴は必須、できれば大人が一緒にいる状態で釣りましょう。また、自然河川では漁業権が設定されている場合があり、地域のルールを確認する必要があります。管理されていない自然の池はゴミの不法投棄や水質悪化で生息環境が荒れていることもあるため、事前にGoogleマップの口コミや地域の釣り情報サイトでポイントの評判を調べておくと失敗を防げます。

⚠️ 注意したいポイント

ため池や用水路の多くは管理者(自治体・水利組合)がいます。「立入禁止」の看板がある場所には絶対に入らないこと。柵を越えて池に近づく行為は不法侵入になる可能性があります。安全に楽しめる公園の池や、許可されたエリアで釣りましょう。

ザリガニ釣りの時期に必要な道具一式|0円〜500円で揃う手作りセット

割り箸+タコ糸+エサだけで始められる「0円セット」

ザリガニ釣りの最大の魅力は、特別な道具がほとんどいらないこと。家にあるもので十分に楽しめます。最低限必要なのは、割り箸(または木の棒)1本、タコ糸(または木綿糸)1m、エサ(スルメなど)の3点だけ。タコ糸の片端を割り箸に結び、もう片端にエサを結べば完成です。制作時間は約2分。費用はエサ代だけなので実質0〜200円で始められます。

タコ糸の長さは、水面まで届く長さ+余裕20cmが目安です。用水路なら60〜80cm、池なら1〜1.5m程度あれば十分。糸が長すぎると操作しにくく、子供が扱いづらくなります。ポイントは糸のエサ側を少し重くすること。エサだけでは軽すぎて水底に沈みにくい場合があるので、小石を1個糸に挟むか、ナットや小さなワッシャーをオモリ代わりに結ぶと操作しやすくなります。

100均グッズで作る「ワンコイン以下の快適セット」

もう少し快適に釣りたいなら、100円ショップのアイテムを活用しましょう。おすすめは、竹製菜箸(長さ30cm以上で扱いやすい)、料理用タコ糸(たっぷり使える)、小さな洗濯ネット(釣ったザリガニの一時保管用)の3点。合計330円(税込)で揃います。

洗濯ネットは水を通すためバケツよりもザリガニの酸欠を防ぎやすく、持ち運びも軽量というメリットがあります。さらに余裕があれば、100均の小型バケツ(110円)を加えると、釣ったザリガニを観察する容器として使えます。合計440円で「竿・糸・エサ入れ・保管容器」が揃う快適セットの完成です。子供が「自分で道具を選ぶ」体験にもなり、釣りに行く前のワクワク感が高まります。

あると便利なプラスアルファの持ち物リスト

道具以外にも、持っていくと快適さが上がるアイテムがあります。まず、タオル(手を拭く・ザリガニを掴む時に使う)。ザリガニのハサミは意外と力が強く、素手で掴むと痛い思いをすることがあります。小さなタオルを手に巻いて掴むと安心です。

次に、ビニール袋2〜3枚。汚れた手を拭いたタオルやゴミを入れるほか、予備のエサ入れにも使えます。レジャーシートは地面に座って釣りをするときに便利。長時間しゃがみ込む姿勢は膝や腰に負担がかかるため、座れる環境を作ると子供も大人も楽に過ごせます。日焼け止め・虫除けスプレー・飲み物は夏場の必須アイテム。帽子は必ず被りましょう。ザリガニ釣りは水辺で下を向く時間が長いため、首の後ろが日焼けしやすいです。

🎣 押さえておきたいポイント

ザリガニ釣りの道具で「釣り竿」や「リール」は不要です。むしろ割り箸とタコ糸のシンプルな仕掛けの方が、ザリガニがハサミで掴んだ感触がダイレクトに伝わり、釣りの醍醐味を味わえます。高い道具を買う必要はありません。

ザリガニ釣りの時期に覚えたいコツと釣り方の基本|初めてでも10匹釣れるテクニック

エサの落とし方は「ザリガニの目の前にそっと」が正解

ザリガニ釣りで最も大切なコツは、エサの落とし方です。水面にバチャンと落とすのではなく、ザリガニの巣穴や隠れ場所の5〜10cm手前にそっと沈めるのが正解。ザリガニは視覚よりも匂いでエサを探すため、近くに落とせば匂いで気づいて出てきます。

エサを落としたら糸をピンと張った状態で静かに待ちます。ザリガニがエサを掴むと糸に「クンッ」という小さな引きが伝わります。ここですぐに引き上げるのは失敗のもと。ザリガニがエサをしっかり掴むまで10〜20秒待ってから、ゆっくり真上に引き上げましょう。急に引き上げるとザリガニがびっくりしてエサを離してしまいます。「ゆっくり、まっすぐ上に」が鉄則です。引き上げる角度が斜めだとザリガニが途中で落ちやすくなるため、真上方向を意識してください。

「エサを動かす」テクニックで反応がないときの対処法

エサを落としても5分以上反応がない場合、2つの対処法があります。1つ目は場所を変えること。ザリガニがいない場所で粘っても時間の無駄なので、2〜3m移動して別のポイントにエサを落とします。用水路なら5か所程度試せば、ザリガニがいるスポットが見つかることが多いです。

2つ目は、エサをゆっくり揺らすこと。糸を軽く左右に振ってエサを動かすと、水中に匂いが広がりやすくなり、離れた場所にいるザリガニにもアピールできます。ただし激しく動かすのは逆効果。ザリガニが警戒して逃げてしまいます。「1秒に1回、1cm程度揺らす」くらいのゆっくりした動きがベストです。このテクニックは特にシーズン序盤(5月)や秋(10月)の活性が低い時期に効果を発揮します。

釣ったザリガニの持ち方|ハサミに挟まれないコツ

ザリガニを水面から引き上げたら、すぐにバケツや洗濯ネットに入れるのではなく、地面に置いて観察する子供が多いです。その際に気をつけたいのがハサミ。大型のアメリカザリガニのハサミに挟まれるとかなり痛く、子供が泣いてしまうこともあります。

安全な持ち方は、ザリガニの背中(頭と胴体の境目あたり)を親指と人差し指で上からつまむ方法です。この位置ならハサミが後ろに回らず、挟まれるリスクがほぼゼロになります。子供には「ザリガニの頭のうしろを上からパッと掴むんだよ」と教えてあげてください。それでも怖い場合は、軍手やタオルを使うと安心です。ザリガニの扱いに慣れることで生き物への興味が深まり、自然学習のきっかけにもなります。

💡 知っておくと便利

実は意外と知られていないのですが、ザリガニは「後ろ向きに逃げる」習性があります。尾をパチンと弾いて後方に飛び退くのが得意なので、引き上げたザリガニを地面に置くときは、後ろ側に水路がない場所に置くのがコツ。水辺に置くとバックジャンプで一瞬で水に戻ってしまいます。

ザリガニ釣りの時期に知っておくべき法律と注意点|2023年から規制が変わった

アメリカザリガニは2023年6月から「条件付特定外来生物」に指定された

2023年6月1日から、アメリカザリガニは外来生物法の「条件付特定外来生物」に指定されました。これにより、野外に放つこと(リリース含む)、売買すること、他人に譲り渡すことが原則として禁止されています。違反した場合は最大3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される可能性があります。

ただし、「釣ること自体」は禁止されていません。釣って観察して楽しむ分には問題ないです。また、飼育も届け出不要で引き続き可能です(ただし一度飼い始めたら野外に放してはいけません)。子供と一緒にザリガニ釣りを楽しむ場合、「釣ったザリガニを池に戻す」行為は厳密には「放つ」に該当する可能性があるため、釣った場所にそのまま戻す(同じ水域内でのリリース)か、持ち帰って飼育・処分するのが安全な対応です。

「釣ったザリガニを別の池に放す」のは絶対NG

ザリガニ釣りで最も気をつけたいのが、釣ったザリガニを別の場所に放すことです。「家の近くの池に放してあげよう」「友達の家の庭の池に入れよう」といった行為は法律違反になります。アメリカザリガニは繁殖力が強く、1匹のメスが200〜300個の卵を産むため、新たな水域に持ち込むと爆発的に増えて在来の生態系を破壊します。

子供にも「釣ったザリガニは、ここの池(川)のザリガニだから、別の場所に連れていくのはルール違反なんだよ」とわかりやすく説明してあげてください。持ち帰って飼育する場合は、水槽から逃げ出さないよう蓋付きのケースを使うことが大切です。万が一飼えなくなった場合も野外に放すのではなく、自治体の指示に従って処分するのがルールです。

釣り禁止エリアとマナー|「どこでも釣れる」わけではない

ザリガニが生息していても、すべての場所で釣りが許可されているわけではありません。公園の池は管理者の許可が必要な場合がありますし、農業用水路は水利組合が管理しており、立ち入り禁止の場所もあります。「釣り禁止」や「立入禁止」の看板がある場所では絶対に釣りをしないでください。

マナーとして大切なのは、ゴミを持ち帰ること、水辺の植物を踏み荒らさないこと、騒音を出さないことの3点です。ザリガニ釣りはファミリーで楽しむ人が多く、子供の歓声は自然なことですが、近隣住民への配慮は忘れずに。また、使ったエサの残りは必ず持ち帰りましょう。放置すると水質悪化の原因になります。釣り場をきれいに使うことが、次にその場所で釣りを楽しむ人へのマナーです。

Q. 釣ったアメリカザリガニを飼育するのに届け出は必要?
A. 届け出は不要です。アメリカザリガニは「条件付特定外来生物」であり、通常の特定外来生物とは異なり、飼育に許可や届け出は必要ありません。ただし、飼い始めたら野外への放出は法律で禁止されています。飼育する場合は脱走防止の蓋付き水槽を使い、水替えの際も排水にザリガニが混入しないよう注意してください。

まとめ|ザリガニ釣りの時期を押さえて子供と一緒に最初の一歩を踏み出そう

ザリガニ釣りの時期は、水温が15℃を超える5月〜9月がベストシーズンです。特に6月〜7月は繁殖前の荒食い期にあたり、初心者でも短時間で何匹も釣れる「入れ食い」を体験できるチャンスがあります。夏休みの7月〜8月も十分に楽しめますが、真夏は朝夕の涼しい時間帯を選ぶことで、ザリガニの活性と人間の快適さを両立できます。

この記事のポイントをおさらいします。

  • ザリガニ釣りの時期は5月〜9月。ベストは6月〜7月
  • 水温15℃がザリガニの活動開始ライン。気温ではなく水温で判断する
  • 春は午後、夏は朝夕、秋は日中の暖かい時間帯が釣れやすい
  • エサはスルメ(さきいか)が万能。煮干しは安さ重視の方におすすめ
  • 道具は割り箸+タコ糸+エサの3点で十分。費用は0〜200円
  • 2023年6月からアメリカザリガニは条件付特定外来生物。別の水域への放出は法律違反
  • 用水路や公園の池など、安全で許可された場所で楽しむこと

ザリガニ釣りは特別な道具もお金もいらず、小さな子供から大人まで一緒に楽しめる数少ないアウトドア体験です。まずは近所の用水路や公園の池をのぞいてみてください。水面にザリガニの姿が見えたら、スルメとタコ糸を持って出かけましょう。「自分で釣れた!」という子供の笑顔は、きっと家族の思い出になるはずです。

※釣り場のルールや生物に関する規制は変更される場合があります。お出かけ前に最新情報を公式サイトや自治体の案内でご確認ください。

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この記事を書いた人

ヘラブナ釣り・管理釣り場・釣り堀を中心に、初心者や家族でも安心して楽しめる釣り情報をわかりやすく紹介しています。道具の選び方、釣り場でのマナー、子供連れの注意点まで、はじめての釣りをやさしくサポートします。

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