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ランディングネットの背中への付け方は3パターン|移動が10倍ラクになる装着術

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「ランディングネットを背中に付けたいけど、どうやるのが正解なの?」「マグネット?ホルダー?カラビナ?種類が多すぎて選べない…」そんな悩みを持っていませんか。ランディングネットの背中への付け方は、大きく分けると3パターンしかありません。自分の釣りスタイルに合った方法を選べば、移動中に両手が使えるようになり、テトラポッドや磯場での安全性もグッと上がります。この記事では、3つの付け方それぞれの手順・必要な道具・費用・向き不向きを徹底比較し、あなたにぴったりの方法が見つかるよう解説していきます。

🎣 この記事でわかること

・ランディングネットを背中に付ける3つの方法と、それぞれの取り付け手順
・マグネットリリーサー・タモホルダー・カラビナの費用と特徴の比較
・釣りスタイル別(渓流・シーバス・ショアジギング・ファミリー)のベストな選び方
・背中装着で起きやすい失敗パターンと、その対策

目次

ランディングネットを背中に付けるとどう変わる?|手持ち・腰掛けとの違い

ランディングネットを背中に付けるとどう変わる?|手持ち・腰掛けとの違いの解説画像

両手フリーで移動できるから安全性が段違い

ランディングネットを手に持ったまま堤防やテトラポッドを歩いた経験はないでしょうか。片手がふさがった状態での移動は、足場が悪い場所ではバランスを崩す原因になります。背中に付けておけば両手が完全にフリーになるため、岩場を三点支持で登ることも、荷物を持ち替えることも自由自在です。特にウェーディング(水の中に立ち込む釣り)では、転倒リスクを減らすうえで背中装着が大きな意味を持ちます。手持ちと比べると移動時の安定感が明らかに違うので、ランガン(場所を移動しながら釣るスタイル)をする人ほど恩恵が大きいです。

腰掛けとの差は「引っかかりにくさ」と「取り出しやすさ」

腰に付ける方法も一般的ですが、腰掛けだとネットのフレーム部分が体の横に張り出してしまい、移動中に草木やフェンスに引っかかることがあります。背中に付ければフレームは体の後ろにまとまるため、引っかかりが起きにくくなります。ただし、背中からネットを取り出す動作は腰掛けより0.5〜1秒ほど遅くなる傾向があります。急な大物ヒット時にもたつく可能性があるので、フレーム径が55cm以上の大型ネットを使う場合は、取り出し動作を事前に練習しておくと安心です。手軽さなら腰掛け、移動のしやすさなら背中、と覚えておきましょう。

背中装着が向かないケースも知っておこう

背中にランディングネットを付ける方法は万能ではありません。たとえばボート釣りでは座った状態が多く、背中のネットが座席に当たって邪魔になります。この場合はボートのロッドホルダーやデッキに置く方が合理的です。また、背中にリュックやクーラーバッグを背負う釣りスタイルでは、ネットと干渉して取り出しにくくなることがあります。フローティングベストを着用する場合は背面のDリングが使えるので問題ありませんが、普通のリュックと併用する場合はショルダーベルトにカラビナを付けるなどの工夫が必要です。自分の釣りスタイルをまず確認してから、背中装着を取り入れるかどうかを判断してください。

⚠️ 注意したいポイント

背中装着はランガンや岸釣りで効果を発揮しますが、ボート釣りや大型リュックとの併用には不向きです。自分の釣りスタイルに合うかどうかを先に確認してから道具を揃えましょう。

ランディングネットの背中への付け方は3パターン|特徴を一覧比較

マグネットリリーサー方式|ワンタッチ着脱が魅力

マグネットリリーサーは、強力な磁石(ネオジウム磁石)の力でネットを体に固定する方法です。片方をネットのハンドルに、もう片方をベストやウェーダーのDリングに取り付けるだけで準備完了。着脱は引っ張るだけのワンタッチで、取り付けも磁石を近づければカチッとくっつきます。一般的な製品の耐荷重は1.5〜3kg程度で、渓流用の軽量ネット(200〜400g)なら余裕をもって保持できます。価格は500〜2,000円程度と手頃で、初めて背中装着を試す人に向いています。磁石を使うためスマホや電子機器との距離には注意が必要ですが、ベストの背面に付けていれば通常は問題ありません。

タモホルダー(ステー)方式|安定感で選ぶならこれ

タモホルダーは、タモの柄(シャフト)にクリップやバンドで固定する金具で、ライフジャケットやベルトのDリングに引っ掛けて使います。プロックスのタモホルダーライトなら約1,722〜2,138円(税込)で購入でき、軽量かつシンプルな設計が人気です。タモホルダーの強みは、柄をしっかり挟み込むため揺れにくく、長い柄(5m以上のランディングシャフト)でもブレが少ない点です。シーバスやショアジギングで使う全長5〜6mのランディングセットを背中に付けたい人にはこの方式が適しています。取り外しはステーを引き抜くだけですが、マグネット方式と比べると0.5秒ほど多くかかる傾向があります。

カラビナ+スパイラルコード方式|低コストで落下防止付き

カラビナでネットのハンドルとベストのDリングを直接つなぐ方式です。カラビナ単体の価格は300〜800円程度で、3つの方式のなかでもっとも安く導入できます。さらにスパイラルコード(500〜1,500円程度)を併用すれば、カラビナが外れてもネットが海や川に落ちるのを防げます。磯場やテトラ帯など、足場が不安定でネットを落としやすい場所では心強い保険になります。ただし、カラビナの開閉操作が必要なため着脱に両手を使う場面があり、ワンタッチ性ではマグネット方式に劣ります。また、スパイラルコードが伸びた状態で引っかかるリスクもあるため、コードの長さは50〜80cmに抑えるのがおすすめです。

比較項目 マグネットリリーサー タモホルダー カラビナ+コード
価格帯 500〜2,000円 1,700〜3,000円 800〜2,300円
着脱スピード ◎(ワンタッチ) ○(引き抜き) △(開閉操作)
安定感 △(揺れやすい) ◎(固定力高い) ○(コードで保持)
落下防止 ×(磁力切れで落下) ○(抜けにくい) ◎(コードで防止)
向いている釣り 渓流・トラウト シーバス・ショアジギ 磯・堤防全般

釣りはじめナビ調べ|3方式の総合評価

上の比較表のとおり、3つの方式にはそれぞれ得意・不得意があります。着脱のスピードを重視するならマグネットリリーサー、長い柄の安定性を求めるならタモホルダー、コストを抑えつつ落下防止もつけたいならカラビナ+コードが適しています。どれか1つが「正解」ではなく、あなたの釣りスタイル・使うネットのサイズ・釣り場の足場条件によって最適解は変わります。次のH2からは、それぞれの方式の具体的な取り付け手順を詳しく解説していきます。

マグネットリリーサーを使ったランディングネットの背中への付け方|5分で完了する取り付け手順

マグネットリリーサーを使ったランディングネットの背中への付け方|5分で完了する取り付け手順の解説画像

用意するもの|マグネットリリーサーと取り付けパーツ一式

必要なものは「マグネットリリーサー本体」「ランディングネット」「フィッシングベスト(またはウェーダー・バッグなど背面にDリングがあるもの)」の3つだけです。マグネットリリーサーは2つの磁石パーツがペアになった構成で、それぞれにカラビナやリングが付いています。耐荷重は製品によって1.5〜3kgと幅がありますが、渓流用ネット(200〜400g程度)であれば耐荷重2kg以上のものを選べば十分です。シーバス用の大型ネットセット(1〜2kg)を保持したい場合は、NEWTONS スーパーストロング マグネットリリーサーのように耐荷重6kgの高耐荷重モデルを選びましょう。素材はニッケル合金製で耐久性も高いです。購入前にネットの重量を確認し、耐荷重がネット重量の2倍以上ある製品を選ぶのが安全マージンの目安です。

取り付け手順を3ステップで解説

手順はシンプルで、慣れれば5分もかかりません。ステップ1:マグネットリリーサーの一方のパーツ(カラビナ付き)を、ネットのハンドルエンドやフレームのリングに取り付けます。ハンドルに穴がない場合は、結束バンドやDリングを追加してそこにカラビナを通します。ステップ2:もう一方のパーツ(ピン付き)を、フィッシングベスト背面のDリングに取り付けます。位置は肩甲骨の間あたりがベストで、ネットが真っすぐ下がる場所を選びましょう。ステップ3:2つの磁石パーツを近づけてカチッとくっつければ装着完了です。外すときは磁石を横にスライドさせるように引っ張ると、まっすぐ引くより軽い力で外せます。

マグネットリリーサーの「磁力が弱くなった」を防ぐコツ

マグネットリリーサーの磁石面に砂鉄や金属粉が付着すると、磁力が見かけ上弱くなり、不意にネットが外れる原因になります。釣行後は磁石面を水洗いし、布で拭いてから保管しましょう。また、ネオジウム磁石は高温(80度以上)で磁力が低下する性質があるため、夏場の車内に放置するのは避けてください。もう1つの注意点は、マグネットリリーサー方式にはコードが付いていないため、磁石が外れるとネットがそのまま地面や水中に落ちるリスクがあります。磯やテトラポッドなど落下すると回収困難な場所では、保険としてスパイラルコード(500〜1,500円程度)を追加で取り付けるのがおすすめです。

💡 知っておくと便利

マグネットリリーサーの磁石を外すときは「まっすぐ引っ張る」より「横にスライドさせる」のがコツ。磁石の吸着力は引き離す方向に最大になるため、横ずらしなら半分以下の力で外せます。釣り場で慌てないように、家で何度か練習しておくと安心です。

タモホルダー(ステー)を使ったランディングネットの背中への付け方|シーバス・ショアジギングに最適

タモホルダーの仕組み|柄を挟んで固定する金具

タモホルダー(ネットホルダー・ステーとも呼ばれます)は、ランディングネットの柄(シャフト)を金属製のクリップやバネ式ホルダーで挟み込む仕組みです。挟んだホルダーのフック部分をライフジャケットやベルトのDリングに引っ掛けることで、ネット全体を背中に固定します。タモの柄の直径に合わせてサイズを選ぶ必要があり、たとえばプロックス タモホルダーライトにはMサイズとLサイズがあります。自分のランディングシャフトの直径を測ってから購入しましょう。直径22〜25mmの標準的なシャフトならMサイズで対応できることが多いです。

取り付け手順|柄への固定からベストへの装着まで

まずタモホルダーのクリップ部分を、ランディングシャフトの柄尻(グリップエンド)から10〜15cmの位置に取り付けます。ネジ式の場合はドライバーで締め込み、バネ式の場合はワンタッチで挟むだけです。次にホルダーのフック部分(J字型やU字型)を、ライフジャケット背面のDリングに差し込みます。差し込む深さは、フックの返し部分がDリングに引っかかるところまでしっかり入れてください。差し込みが浅いと歩行中の振動で抜け落ちることがあります。位置は背中の右側か左側のどちらかに偏らせると、利き手の反対側に配置でき、取り出しやすくなります。右利きの人なら左肩側のDリングに付けると、右手でスムーズに引き抜けます。

5m超のランディングシャフトを背中に付けるときのコツ

シーバスやショアジギングで使う5〜6mのランディングシャフトは、折りたたみ式(仕舞寸法50〜70cm)であれば背中に付けても邪魔になりにくいです。ダイワのランディングポール2のように仕舞寸法が短いモデルを選べば、背中からの飛び出しを抑えられます。折りたたみシャフトを背中に付ける場合、ホルダーの取り付け位置はシャフトの重心よりやや上(ネット側)に寄せると、柄尻が垂れ下がりにくくなります。重心位置を見つけるには、シャフトを人差し指の上に水平に乗せてバランスする点を探しましょう。その点から5cm上にホルダーを取り付けるとバランスが良くなります。

タモホルダーを使うときの失敗パターン|サイズ違いで柄が滑り落ちる

タモホルダーでよくある失敗が「柄の太さとホルダーのサイズが合っていなかった」というケースです。たとえばMサイズのホルダーに直径30mmのシャフトを無理に入れると、クリップが十分に閉じず、歩いているうちにシャフトが滑り落ちます。逆にLサイズに細い柄を入れると遊びが大きく、カタカタと音がして気になります。購入前に必ずシャフトの直径を計測し、ホルダーの対応径を確認してください。また、長期使用でバネが弱ったホルダーも滑り落ちの原因になるため、1〜2年を目安にバネのヘタリをチェックし、必要に応じて交換しましょう。

🎣 押さえておきたいポイント

タモホルダーは柄の直径とホルダーサイズの一致がすべて。購入前にシャフト直径をノギスか定規で測り、対応径が書かれた製品を選びましょう。プロックス タモホルダーライトは約1,722〜2,138円(税込)で、コスパの良い入門モデルです。

カラビナ+スパイラルコードを使ったランディングネットの背中への付け方|低コストで始める方法

必要な道具と費用|合計1,000円台から始められる

カラビナ方式に必要な道具はシンプルです。釣り用カラビナ(300〜800円程度)とスパイラルコード(500〜1,500円程度)の2点で、合計800〜2,300円あればフルセットが揃います。カラビナは釣り具メーカーの製品でなくても使えますが、海水で錆びにくいステンレス製やアルミ合金製を選ぶのがポイントです。100円ショップのカラビナは亜鉛合金製のものが多く、海水環境では数回の使用で錆びて開閉が固くなるため避けましょう。スパイラルコードは伸縮するらせん状のコードで、通常時は30〜40cmに縮んでおり、引っ張ると80〜120cm程度まで伸びます。ネットを取り出す動作を邪魔しない長さです。

取り付け手順|カラビナとコードの正しいつなぎ方

ステップ1:スパイラルコードの一方のリングをフィッシングベスト背面のDリングに通し、カラビナで固定します。ステップ2:コードのもう一方のリングにカラビナを取り付け、そのカラビナをランディングネットのハンドルリングに引っ掛けます。ここでポイントになるのが「コードの取り付け位置」です。ベスト側の接続は背中の上部(肩甲骨の間)がベストですが、ここにDリングがない場合はベストのショルダーストラップについているDリングでも代用できます。コードが脇の下を通る配置になると、キャスト時にロッドに絡む原因になるため、必ず背面を通すように調整してください。

カラビナ方式で気をつけたい「コード絡み」の防ぎ方

カラビナ+スパイラルコード方式で起きやすいトラブルが「コードがロッドやリールに絡む」問題です。特にルアーフィッシングでオーバーヘッドキャストをするとき、スパイラルコードが頭の上で振られたロッドに接触して絡まることがあります。これを防ぐにはコードの全長を50〜80cmに抑え、たるみを出さないことが重要です。長すぎるコードはハサミでカットして詰めるか、短めのモデルを選びましょう。また、コードの接続位置を背中の中心ではなく利き手と反対側の肩甲骨寄りにずらすと、キャスト動作の軌道から外れてさらに絡みにくくなります。

Q. カラビナとマグネットリリーサーを併用してもいい?
A. 併用は可能で、実際に取り入れている人もいます。マグネットリリーサーで背中に固定しつつ、保険としてスパイラルコード+カラビナをつけておけば、磁石が外れてもネットが落下しません。ただし、パーツが増えるぶん絡まりやすくなるため、コードを短め(50cm以下)にするのがコツです。費用は合計1,300〜3,500円程度になります。

背中に付けるときに失敗しないための注意点|よくある5つのミス

ミス1:ネットの重さに対して保持力が足りない道具を選んでしまう

マグネットリリーサーの耐荷重が1.5kgのモデルに、総重量1.2kgのシーバス用ランディングセットを付けてしまうケースです。数字の上では耐荷重内ですが、歩行時の振動や風の抵抗で瞬間的に負荷が増し、不意に外れてしまうことがあります。先述のとおり、「ネット重量の2倍以上の耐荷重」が安全マージンの目安です。1.2kgのセットなら耐荷重3kg以上のマグネットリリーサーか、タモホルダー方式を選ぶのが賢明です。購入前にネットとシャフトの合計重量をスケール(キッチンスケールでOK)で測っておくと判断しやすくなります。

ミス2:Dリングがないベスト・ウェアに無理やり付けようとする

背中装着にはベストやウェアの背面にDリングが必要ですが、安価なライフジャケットや普通のアウターにはDリングが付いていないことがあります。この場合、ベルトに結束バンドでカラビナを固定するなどの「やっつけ対応」をしがちですが、結束バンドは紫外線や塩水で劣化しやすく、突然切れるリスクがあります。Dリングがないウェアを使う場合は、後付けできる「Dリング付きベルトループ」や「モールシステム対応のベルトアタッチメント」を正規の釣り具メーカーから購入して取り付けましょう。価格は500〜1,000円程度で手に入ります。

ミス3:フレームがジョイント部分に干渉して折りたためない

背中にネットを付けた状態で折りたたみシャフトを伸縮させようとしたとき、フレームとホルダーが干渉してうまく折りたためないことがあります。原因はホルダーの取り付け位置がシャフトのジョイント部分(つなぎ目)に近すぎることです。ホルダーはジョイントから5cm以上離れた位置に取り付けましょう。取り付けたら実際にシャフトを伸縮させてみて、干渉がないか確認してから釣行に出かけてください。

⚠️ 注意したいポイント

背中に付けたネットを取り出す練習は、必ず自宅や安全な場所で行ってください。釣り場で初めて取り出し動作をすると、もたつきやすく、魚のバラシにもつながります。5〜10回ほど「付ける→外す→構える」を繰り返すだけで、体が動きを覚えます。

ミス4:利き手と反対側に付けていない

意外と見落としがちなのが「取り付け位置の左右」です。右利きの人が右肩側に付けてしまうと、右手を後ろに回してネットを取り出す動作がやりにくくなります。右利きなら左肩寄り、左利きなら右肩寄りにDリングの接続位置をセットしましょう。こうすると利き手で背中に手を回したときにハンドルが自然に手元に来ます。フィッシングベストのDリングは背面に複数ある製品が多いので、左右どちらに付けるかを試してから決めてください。

釣りスタイル別|ランディングネットの背中への付け方ベストな選び方

渓流・トラウト釣り|マグネットリリーサー一択でOK

渓流釣りでは軽量(200〜400g)のウッドフレームネットやラバーネットを使うことが多く、マグネットリリーサーの耐荷重(1.5〜3kg)で十分に保持できます。渓流では川の中を歩き回りながらポイントを移動するため、着脱のスピードが重要です。マグネットリリーサーならワンタッチでネットを外して魚をすくい、使い終わったら磁石を近づけるだけで背中に戻せます。予算1,000円前後で導入でき、ウェーダーやフィッシングベストのDリングに簡単に取り付けられるので、渓流入門者はまずこの方式から始めましょう。

シーバス・ショアジギング|タモホルダーで長尺シャフトを安定保持

シーバスやショアジギングでは、5〜6mのランディングシャフトにフレーム径50〜55cmのネットを組み合わせたセットを使います。セット全体の重量は800g〜1.5kgほどになるため、マグネットリリーサー(耐荷重1.5〜3kg)では安全マージンが不足する場合があります。この釣りにはタモホルダー方式が最適です。プロックス タモホルダーライト(約1,722〜2,138円)のようなクリップ式ホルダーなら、柄をしっかり挟み込んで揺れを抑え、ランガン中にカタカタと音が鳴るストレスもありません。取り出しは片手でホルダーから引き抜くだけなので、ロッドを持ったまま対応できます。

堤防・サーフ釣り|カラビナ+コードで落下防止を優先

堤防やサーフ(砂浜)での釣りでは、ネットを使う頻度がシーバスほど多くなく、持ち運びの安全性を重視したい場面が多いです。堤防の柵を越えたり、テトラポッドに上ったりする動作で手がふさがるため、ネットが不意に外れて海に落ちると回収が困難です。カラビナ+スパイラルコード方式なら、仮にカラビナが開いてもコードがネットをつなぎ止めてくれます。費用も合計800〜2,300円と抑えられるため、ネットの使用頻度が低い堤防釣りでは過剰投資にならないのもメリットです。コードの長さは50〜80cmに設定し、たるみで引っかからないように調整してください。

💡 知っておくと便利

意外と知られていないけれど、マグネットリリーサーとタモホルダーは「併用」もできます。シャフトの固定はタモホルダーで行い、予備の保険としてマグネットリリーサーをフレーム側に付けておく方法です。ただしパーツが増えて重量と複雑さが増すため、よほど高価なネットを落としたくない場合を除いて、併用の必要はありません。まずは1つの方式で試してみて、不満が出たら切り替えや追加を検討するのが賢い進め方です。

ファミリーフィッシング|子供と一緒なら「親がカラビナ方式」が安心

子供と一緒の釣りでは、荷物を持ちつつ子供から目を離さないために両手をフリーにしておく必要があります。ネットは親が背中に付けて管理し、子供には触らせないのが安全面からのおすすめです。カラビナ+スパイラルコード方式なら、子供がいたずらでネットを引っ張ってもコードが伸びるだけで落下しにくく、親が慌てて拾いに行く場面を減らせます。管理釣り場ではネットの貸し出しがある施設も多いので、まずはレンタルで試してから背中装着の道具を揃えるのも一つの手です。費用をかけずに「背中に付ける感覚」を体験できます。

製品選びの参考に、各メーカーの公式情報もあわせてご確認ください。プロックス公式サイトではタモホルダーライトの全カラー・サイズ展開が確認できます。昌栄公式サイトではフレックスアームシリーズの詳細仕様を掲載しています。

まとめ|ランディングネットの背中への付け方をマスターして釣りをもっと快適に

ランディングネットを背中に付ける方法は「マグネットリリーサー」「タモホルダー」「カラビナ+スパイラルコード」の3パターンです。どの方式にも得意な場面と苦手な場面があり、自分の釣りスタイルに合わせて選ぶことが快適な釣りへの近道になります。一度背中装着に慣れてしまうと、手持ちや腰掛けには戻れないほど移動がラクになるので、ぜひ試してみてください。

この記事のポイントをおさらいします。

  • 背中装着のメリットは「両手フリー」「移動時の引っかかり防止」「安全性の向上」の3つ
  • マグネットリリーサー方式は着脱スピードが最速で、渓流・トラウト釣りに最適。価格は500〜2,000円
  • タモホルダー方式は安定感が高く、5m超のシャフトを使うシーバス・ショアジギングに向いている。プロックス タモホルダーライトなら約1,722〜2,138円
  • カラビナ+スパイラルコード方式は低コスト(合計800〜2,300円)で落下防止付き。堤防やテトラ帯で安心
  • 道具選びでは「ネット重量の2倍以上の耐荷重」を目安にし、シャフト径とホルダーサイズの一致を確認する
  • 取り付け位置は利き手の反対側の肩甲骨寄りに。取り出し練習は自宅で5〜10回やっておく
  • ボート釣りやリュック併用には背中装着は不向きなので、別の方法を検討する

最初の一歩としておすすめなのは、自分のネットの重量を測ることです。重量がわかれば3つの方式のどれが適しているかが自然と絞り込めます。軽量ネット(500g以下)ならマグネットリリーサー、中〜重量(500g〜1.5kg)ならタモホルダー、コスト重視ならカラビナ+コード。まずは1つ試してみて、釣り場での使用感を確かめてから自分なりのベストセッティングを見つけていきましょう。

※商品の価格やスペックは変動する場合があります。最新情報は各メーカーや販売店の公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

ヘラブナ釣りから海釣りまで幅広く楽しんでいます。初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説することを大切にしています。道具選びから釣り場の情報まで、「これから釣りを始めたい人」の背中を押せる記事を目指しています。

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